ご挨拶
この度は弊社WEBサイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
社名の「マカナニ(makanani)」はハワイ語で「きれいな瞳」という意味です。
子供のきらきらと光った澄んだ瞳をみると、希望に満ち溢れ何も恐れる事が無く、純粋に心の底から幸せを感じているように思います。
その純粋な目を見ていると常に社会で戦っている大人である私たちもとってもあたたかい気持ちになります。
私たちも社会の中でそのような存在でありたい、そして弊社に関係した方のすべての目が子供のようにきらきら輝き続けられる、そんな会社でありたいと考え社名に願いを込めました。
さて、その夢を実現する第1弾といたしまして「BirthBook」こと、親から子供に贈る手づくりオリジナル絵本事業を社内一丸となり取り組んでおります。
この事業に取り組むきっかけになったのは、子供たちとのやりとりからでした。
私には娘がふたりおります。寝かしつけは普段仕事に追われていたのもあって年に数回しかやっていなかったのですが、
ある日妻がどうしても帰りが遅くなってしまうということで仕方がなくふたりの寝かしつけをしました。
はじめはやはり「お母さんがいい、お母さんのとこに行く」と言っていたふたり。
「またかぁ、、、早く寝かしつけて仕事しないといけないのに」と内心イライラしていたのですが
私のイライラを感じ取られてしまえばたちまち手に追えなくなってしまうので必死に落ち着かせる方法を考えました。
何か面白い話をしなければ、と思いついたのがふたりの出産のときの話でした。
「そういえば、ひなちゃんが産まれた時の話なんだけど、、、」と話し始めると今まで「お母さん、お母さん」と嗚咽をあげて泣いて私の言葉に一切耳を傾けなかった二人が耳を傾け始めました。
話をしているうちに私自身も懐かしくなり夢中で話していました。すると両隣からスー、スーと気持ちよさそうな寝息が聞こえてきました。その顔を覗き込むとふたりともとても幸せそうな顔で寝てしまっていました。
私はふたりの寝顔を眺めながらあらためて親になれた時の気持ちを考えておりました。
こどもが生まれた時心の底から嬉しくて嬉しくて、この子の幸せのためであれば全てを捧げたい、この子が笑えるためであればどんな努力でも惜しまない、そしてこの子さえ元気でいてくれるのであれば何もいらないと思っていたことを思い出しました。
もちろん今でも子供たちの幸せを願っていることには変わりはなく、子供たちが幸せになれるために努力をしているのは間違いないのですが、日々仕事や子育てに追われているとあの日の熱い思いを少し忘れてしまっているかなと少々反省いたしました。
子供が幸せになる為には親の溢れるほどの愛情が必要だと考えます。そのお手伝いができれば幸いでございます。
まだまだ未熟な会社ではございますが社名に込めた思いを胸に努めてまいりますのでよろしくお願いいたします。
株式会社マカナニ
代表取締役社長 杉浦 和也